ジスロマック

ジスロマックは、淋病やクラミジアなどの感染症・扁桃炎や肺炎などの細菌が原因で起こる炎症の治療に使われている抗生物質です。
細菌の増殖を抑制する作用が強いため、少ない服用回数で治療ができます。

ジスロマックの有効成分と効果

【細菌の増殖に必要なタンパク質の合成を阻害して、抗菌作用を示します】
ジスロマックは、淋病・クラミジア・喉頭炎・扁桃炎・急性気管支炎・中耳炎・肺炎・副鼻腔炎・歯周組織炎リンパ節炎など細菌が原因で起こる炎症の治療に有効です。

ジスロマックは、マクロライド系に分類される抗生物質です。
有効成分・アジスロマイシンが、細菌の増殖に必要なタンパク質の合成を阻害することで抗菌作用を発揮します。
病気の原因となる細菌に作用するので、体へのダメージが少ない治療薬です。
効果が早く現れるので、少ない服用回数での治療が可能です。
クラミジアの治療では、服用を始めた日から症状の改善がみられると言われています。
1日1回・3日間の服用で、同類のお薬を1~2週間服用した時と同じ効果が得られます。

アレルギー症状が少ないので、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質にアレルギーがある方でも注意することで使用できます。

ジスロマックの服用方法

【※症状によって、用法・用量が異なります】
服用タイミングについて時間の指定はありませんが、毎日同じ時間に服用することで薬の成分の血中濃度が安定します。

深在性皮膚感染症、リンパ節炎、リンパ管、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺腫瘍、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、歯周組織炎、副鼻腔炎、歯冠周囲炎、顎炎 500mgを1日1回、3日間服用
子宮頸管炎、尿道炎 1,000mgを1回服用
骨盤内炎症性疾患 アジスロマイシン注射剤による治療を行った後、250mgを1日1回服用

ぬるま湯または水で服用してください。

ジスロマックの副作用と併用禁忌

【発疹、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、多汗症、頭痛、めまい等の副作用が報告されています】
副作用の報告は少ないお薬ですが、吐き気・胃痛・下痢などの症状が現れます。
軽い症状ならし心配はありませんが、ひどい症状が続く際は医師の診察を受けてください。

頻度は不明ですが、まれに重篤な副作用が起こる可能性があります。
初期症状の可能性もあるため、注意してください。
・アナフィラキシー
蕁麻疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、冷や汗、顔が白くなる、手足のしびれ、血圧低下、脈が弱い、意識がうすれるなど
・粘膜障害、重い皮膚病
全身倦怠感、発熱、目の充血、喉の痛み、唇や口内のただれ、かゆみ、皮膚の熱感や痛み、皮がむける、うみ、水ぶくれ、発赤、発疹
・重い不整脈
動悸、頻脈、徐脈、胸の痛みや違和感、だるさ、めまい、胸が苦しい、立ちくらみ、気が遠くなる、失神
・肝臓の障害
だるさ、食欲不振、吐き気、発疹、発熱、かゆみ、尿が茶褐色、皮膚や白目がきいろくなる
・急性腎障害
尿が少ない、尿が出ない、尿の濁り、むくみ、血尿、だるい、吐き気、頭痛、喉が渇く、血圧上昇、痙攣
・大腸炎
激しい腹痛、血便、発熱、頻回な下痢
・間質性肺炎
息苦しさ、から咳、少し動くと息切れ、発熱
・重い血液成分の異常
皮下出血、だるい、口内炎、喉の痛み、発熱、鼻血、歯肉出血など
・横紋筋融解症
こわばり、手足のしびれ、脱力、筋力低下、筋肉痛、赤褐色の尿、歩行困難

・肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全
・薬剤性過敏症症候群
・急性腎障害など

※上記に記載している副作用がすべてではありません。
異常を感じた場合はすぐに医療機関を受診して下さい。

【ジスロマックの併用禁忌薬】
・エイズ治療薬
・強心剤
・制酸剤
・抗凝固薬
などの医薬品との併用は避ける、もしくは医師と相談してから服用しましょう。

【以下に該当する方は服用しないでください】
・妊娠中または授乳中、妊娠の可能性がある女性
・小児
高齢者が服用する際は、医師に相談してから服用しましょう。