アルダラクリーム【尖圭コンジローマ治療薬】

日本では「ベセルナクリーム」として販売されるアルダラクリームは、尖圭コンジローマの治療に適した外用薬です。
従来はレーザー治療などでイボを除去する方法が一般的でしたが、アルダラクリームは塗布するだけでイボを小さく、綺麗に治すことができます。

アルダラクリームの有効成分・効果

有効成分:イミキモド

アルダラクリームはグレンマーク社が製造・販売している外用薬です。
主成分であるイミキモドには、ウイルスの活性を抑える働きがあります。

尖圭コンジローマは「ヒトパピローマウイルス」に感染して起こる性感染症です。
男性器・女性器の周辺、または肛門周辺にイボが発現するのが特徴で、自然治癒することがないため専門的な治療が必要になります。

これまで尖圭コンジローマによってできたイボは、レーザー治療など外科的な処置でしか対処できませんでした。
しかしアルダラクリームは皮膚から有効成分が浸透し、イボを形成するウイルスに直接効きます。
治療のコストや手間、そして体への負担を省きつつ皮膚症状を綺麗に治せることから、現在は外用薬による治療が主流です。

尖圭コンジローマは再発リスクがあります

ヒトパピローマウイルスは、少しでも体に残ってしまうと症状が再発する恐れがあります。
外科手術によってイボを摘出しても再発する可能性は25%ほど。
そのため症状が軽いうちにしっかりと治療を行なう必要があるのです。

アルダラクリームは1箱3包入りが809円~。
尖圭コンジローマ以外にも日光角化症(顔や頭頂部のみ)の治療に適しています。
病院にかかることが難しい場合は、通販購入も可能です。

アルダラクリームの正しい使い方

就寝前に、適量を手にとって患部に薄く塗布してください

アルダラクリームはチューブではなくパッケージに入っています。
封を開けて適量をとり、イボがある箇所に薄く塗ってください。

粘膜部分に塗布すると腫れや痛みが生じる恐れがあります。
また出血がある箇所には塗布できません。

手についてアルダラクリームはしっかり洗い流しましょう。

クリームは起床後に洗い流します

就寝前にアルダラクリームを塗ったあと、6~10時間はそのまま過ごせます。
起床後は患部をシャワーで洗い、クリームが残らないようにしましょう。

また治療中は患部を清潔に保つことが大切です。
ウイルスが増える原因になるため、不潔な状態を維持せず、絆創膏やガーゼなどで覆うこともやめましょう。

アルダラクリームを1日塗ったあとは、1日の休薬日を設けます。
週に3回のペースで使用してください。

日光角化症の治療の場合は用法・用量が異なるため、不明点があれば病院を受診して医師に相談しましょう。

アルダラクリームの副作用・禁忌事項

痒み・発赤・表皮の剥離などが副作用として報告されています

イボができている箇所は皮膚が弱くなっている恐れがあるため、アルダラクリームを強く塗り込まないよう注意しましょう。
場合によっては痛みや腫れが生じる恐れがあります。

また極稀な副作用として発熱などが報告されています。
皮膚症状が続いたり、インフルエンザのような症状があった場合は、無理に使用を続けずかかりつけ医にご相談ください。

使用上の注意

アルダラクリームの併用禁忌薬・併用注意薬はとくにありませんが、抗ウイルス薬の外用薬で副作用が出たことがある人などは医師への相談をおすすめします。

また用法・用量を守らなかった場合、強い副作用が出るリスクがあるため、必ず用量を守ってください。